私は、趣味でFPVドローンを飛ばす為に、第四級アマチュア無線を取得しました。
最初、どの無線資格が必要なのか曖昧で勉強を始めてしまったので、第三級陸上特殊無線技士があれば第四級アマチュア無線技士の扱える範囲も含んでいるものと考えておりました。
その為、第三級陸上特殊無線技士の勉強を始めました。
ですが、よく調べるとこの2つの資格の扱いは似て非なるものでした。
私のように趣味でFPVドローンを飛ばそうとする方は、第四級アマチュア無線技士を取得すればOKです。
モールス信号にもご興味があるのでしたら、第三級アマチュア無線技士をお目指し頂ければよいと思います。
各社eラーニング等もあり、自分にあったやり方・予算で取得を目指すことが出来ます。
私は急いでいるというわけでもなかったので、独学して受験しました。独学して受験するのが一番安く取得出来ますが、ある程度勉強時間を確保する必要がありますのですぐに取得したい方向きではないかもしれません。
eラーニングは、受講さえすれば短期間で、ほぼ間違いなく取得可能と思われますが、独学より少しコストがかかりますので、ご自身にあったやり方で取得されるのがよいかと思います。
勉強の範囲としては、第四級アマチュアも、第三級陸特もだいたい似た範囲なので、両方取得された方が後で勉強し直さなくてもよいのでおすすめです。
受験(勉強)の順番としては、第四級アマチュアから勉強されると、第三級陸特は簡単です。
私の場合は第三級陸特を勉強した後、趣味でFPVドローンを飛行させるには第4級アマチュアが必要だったことに気付きました。
案外、アマチュアと付いていますが、第四級アマチュアの方が第三級陸特よりも難易度的に言えば、高いと言えます。
それは、第三級陸特の過去問をある程度解けるようになっただけでは、第四級アマチュアの合格ラインに到達しないというのが、私の勉強経験で感じました。
所管的に言えば、第三級陸特の過去問をある程度解けるような状態で第四級アマチュアの過去問を60〜80%解けるようになる感じでした。
ですが、逆に第四級アマチュアの問題が解けるようになっていれば、第三級陸特の問題は合格ラインに到達していると感じました。
勉強方法ですが、現状の試験では過去問の刷り直しなので、以下の過去問の問題集を1冊購入し繰り返し解き、回答をそのまま暗記してしまうという資格試験で最もオーソドックスであろう方法で合格しました。
第四級アマチュア無線技士 試験問題集 単行本 – 2014/5/10
合格ラインは問題数24問中の80%以上ですので、案外間違えられないです。
私は直前で仕上げるタイプではないので、年明けくらいから勉強を始めて、ほぼ毎日一日15〜30分程度過去問を解き、試験は3月中頃に受けましたので約2ヶ月かけました。
最初は、間違いも多く解くのに時間がかかっていましたが、徐々に解くペースも早くなり試験を受ける頃には、間違いはほぼ0となり、本番でも満点でしたので、過去問1冊を繰り返しやることで合格することが可能です。
問題集の1周目はとりあえず解いてみて、回答説明があれば読みます。
2周目以降は合ってたら何もチェックせず次の問題へ、間違ってたら正の字で1カウントして問題の横に書いておき回答説明があれば読みます。
問題集を周回すると、問題を見ただけで解けるようになっていきますが、前回合っていて今回は間違ってしまった問題は理解が怪しい問題で、そのムラが多い問題は理解していない問題ですので星マークや付箋でチェックしておきます。
正のチェックカウントが多い問題が自分のウィークポイントなので、試験日近くになってきたら、正のカウントの多い項目を重点的に繰り返し解くようにします。
ほぼ全ての問題の正しい答えが選べるようになってきたら完璧です。
3色の消えるボールペンが試験勉強に使い易いのでおすすめです。
受験は、CBT方式という試験方法が取られており、最寄りの受験施設の空いている日程から自分のご都合に合わせて受験することが可能で、PC操作での選択式の試験となります、資格試験も進化しましたね。